2021/01/03 23:03


 今回のテーマは「古着」です。古着といいますと、皆さんこんなイメージを持たれる方も多いんじゃないでしょうか。

 

「古着ってそもそもなに?」

「古着の魅力なんてあるの?」

この記事では上記に書いてあるイメージを持っている方に徹底解説していきます!!


  • ・古着ってそもそもなに?①

中学歴史】室町時代のまとめ | Examee

古着の歴史が始まったと言われるのは古く「室町時代」から。
この頃に存在した古着では600年ほど前の絵画に「古着屋」と見られる業者がすでに登場しています。


これは服の原料の生産が限られた時代で、布にするまで多くの労力と時間が掛かったことから服は「ぼろ」になるまで利用されることも。

 

当時の古着は再利用、リサイクル目的で活用されることが多く、これが日本における古着最初の形に。
1つのものを最後まで貴重なものとして扱う「もったいない精神」が根付いていたとも言えるでしょうね。

 

こうした「古着」は第2次世界大戦後、国が戦いで大きな損害を受け「物不足」の時代がやってくるとアメリカなどからシャツ、ズボン、背広といった古着が大量輸入。


こうして大量輸入された古着は東京・上野や浅草などで売られるようになり、軍の払い下げと一緒に背広、シャツ、ズボン等が販売されるように。


当時の人々は「今は物が不足している中、着られればどのようなものでもありがたい」という思いがあったのかもしれない。


こうしてみると当時の古着は、生きていくために必要な「生活必需品」の考え方が強いものですね。


  • ・古着ってそもそもなに?②

古着屋の写真・イラスト素材一覧(974件) | ストックフォトのamanaimages PLUS

長く「再利用・リサイクル」側面の強かった古着のイメージが変わるのは1970年代。


それまで実需的に活用されてきた古着は「ファッション」の側面を持つアイテムとして重宝されるように。
音楽好きな一部の人々、ヒッピー等に興味を持つ人々が新品では見つけられなかったアメリカ・スタイルを古着に求めるようになり、東京・原宿に古着屋も出現


誰にも似ることのない「個性」を追い求める人々にとって古着は「最高の自己主張アイテム」ということですね。


見方が見直された古着は1980年代後半から1990年代初頭にかけてさらに進化、日本が好景気に沸いた「バブル時代」には古着に「骨董品」の概念を取り入れた「ビンテージ・ブーム」が到来。

 

このブームでは約100年前の古着が数百万円の価格で市場に出回ることも増えていきます。

 

新世紀に入ると「循環型社会」の到来「再利用・リサイクル」の概念が古着文化で復活、個人営業の小型店舗以外に大型の店舗も出現。


商品開発においても新品を古着仕様に加工することが増え、東京だけでも下北沢、高円寺といった場所に古着屋が多く出店しています


  • ・古着の魅力を3つわかりやすく解説!

  • 1.味が出ること

    古着とは買った時は形が同じでも、何度も何度も着るとその人特有の味が出て、世界にたった一つの自分だけのための服になるところが1つ目の魅力ポイントです!

     

    2.豊富なジャンルがある

    普通のアパレルショップでは流行りを常にとり入れた商品を置いているので、個性よりも、流行りのものが多いです。


    しかし、古着は冒頭にも述べたとおり、長い歴史があるので、流行りのジャンルや色、形はもちろん、個性のある服が豊富にあります

    また、1ヶ月に2回ほどラインナップが変わるので沢山の種類の服をゲットすることが可能ですよ!

     

    3.良質の商品が激安



  • ヴィンテージ古着とは何か知っていますか??

    簡単に言うと

    良質で安い古着のことをヴィンテージ古着と呼びますが、ヴィンテージ古着とは誰かが1度きたものをリユースしていることが多いので、有名なブランドの古着を買うと、長持ちな物を安く手に入れることができます!

     

    お手頃価格なので大人はもちろんのこと、学生にも手が届きやすい商品ですよ!

     

     

    • まとめ♪

    ハンガーラック 古着屋風のインテリア実例 | RoomClip(ルームクリップ)

     

    長々と解説しましたが、いかがでしょうか?

     

    古着とは、「着古した衣類」のことを指しますが、その種類によって様々な違いがあります。

     

    是非、自分に合った古着を楽しんでくださいね。